ベテラン俳優ワン・カイさんのプロフィールをみていきましょう。
ワンカイさんは「カメレオン俳優」とも呼ばれ、
オネエ役もこなしていたそうです。
ワンカイのプロフィール&経歴
中国で活躍中の実力派、有名俳優ワンカイさんの
wikiプロフィールと経歴を見ていきましょう。
ワンカイのwikiプロフィール
ワンカイさんのプロフィールを見ていくと、
コツコツ努力して人気を獲得していった
俳優さんだということが分かります。
- 名前:ワンカイ(王凯)
- 国籍:中国
- 民族:漢族
- 出生地:湖北省武漢市
- 誕生日:1982年8月18日
- 星座:しし座
- 血液型:A型
- 身長:182cm
- 体重:70kg
- 学歴:中央戯劇学院
ワンカイさんは中学生の頃から役者になりたいと思っていたようですが、
高校卒業の時には父親の本屋さんの仕事を継ぐため、
大学進学も諦めなければならなかったようです。
ある時ワンカイさんは北京で広告の撮影に参加する機会を得たそうで、
その時の広告の監督はワンカイさんを見て、
見込みがあると思ったようです。
それで監督はワンカイさんに、
中央戲劇学院の学生なのか、
北京電影学院の学生なのかを尋ねたそうです。
どちらでもないと知った監督はワンカイさんに、
それらの学校を受験してみるよう勧めたそうです。
このやりとりがワンカイさんの自信に繋がり、
両親に内緒で新華書店の仕事を辞めて北京へ行ったそうです。
後に家族のアドバイスを聞いて上海戲劇学院で1年学び、
2003年には中央戲劇学院と北京電影学院両方に合格したということです。
ワンカイさんは最終的に中央戲劇学院を選び、役者としての生涯が始まりました。
ワンカイの経歴
2005年にドラマ「寒秋」の撮影に参加し、芸能界デビュー。
2008年から始まったドラマ「醜女無敵」シリーズ、
また、2014年に放映されたドラマ「北平无戦事」で
俳優としての頭角を表していったそうです。
2015年にはワンカイさん出演のドラマが
「偽装者」、「琅琊榜」、「愛と容疑者に堕ちて」と相次いで放映され、
広く名前が知られるきっかけとなりました。
ドラマ「琅琊榜」でワンカイさんは
第22回上海テレビ祭白玉蘭賞にて最優秀助演俳優賞にノミネートされ、
さらにアジアレインボー賞では最優秀助演俳優賞を受賞しました。
2016年放映のドラマ「如果蜗牛有爱情」、
2017年上映の映画「嫌疑人X的献身」、
2018年放映のドラマ「大江大河」でワンカイさんは主演を務めています。
2018年3月には「中国テレビドラマ60年大系·人物卷」に掲載の一人に選ばれました。
2020年にもワンカイさん主演のドラマ
「孤城閉〜仁宗、その愛と大義〜」、
「猎狐」、「大江大河2」と相次いで放映されました。
ドラマ「孤城閉〜仁宗、その愛と大義〜」で
ワンカイさんは第七回文荣賞にて最優秀主演俳優賞を受賞し、
ドラマ「大江大河2」では第27回上海テレビ祭白玉蘭賞にて最優秀主演俳優にノミネートされました。
ワンカイはカメレオン俳優!オネエ~クール役、全部上手い
中国のベテラン俳優の一人でもあるワンカイさんは、
演技力にも定評があります。
ワンカイさんの演じてきた役は様々ですが、
どんな役を演じても評価が高いようで、
「カメレオン俳優」とも呼ばれているようです。
そんなワンカイさんが演じてきた役をご紹介します。
ドラマ「醜女無敵」ではオネエ
ワンカイさんは俳優として芸能界に入って数年後の2008年、
ドラマ「醜女無敵」で”陳家明”という役を演じました。
“陳家明”は芸術家気質のオネエという役柄です。
ワンカイさんはオネエという個性的な役柄を演じるため、
かなりの時間を費やして、話すトーンや立ち振る舞いなどを研究し、
真似をして役づくりを頑張ったそうです。
結果、このオネエという個性的な役柄を、
ワンカイさんは非常に生き生きと演じることができました。
ワンカイさんが演じたオネエ役が非常に良かったため、
その後多くの監督がワンカイさんの起用を躊躇うことになったそうです。
しかも、実生活でもオネエなのではないか
という誤解されるほど完成度が高かったです。
ワンカイさんはその他にもありとあらゆる役柄を演じてきています。
ドラマ「琅琊榜」では皇子
2015年に放映されたドラマ「琅琊榜」での
ワンカイさんの演技力も高く評価されたいるようです。
皇子としての寛容さ、落ち着き、賢さ、また感情の微妙な変化などを、
ワンカイさんは目を使って非常に上手く表現していたということです。
ドラマ「偽装者」ではスパイ
同じく2015年に上映された「偽裝者」では
落ち着きがありつつも少年らしさの残るスパイを演じました。
ドラマ「大江大河」では貧乏人
2018年放映のドラマ「大江大河」でワンカイさんが演じたのは、
苦労の多かった時代、経済的に恵まれない家庭出身の男性でした。
ワンカイさんはこの役を演じるために10キロのダイエットをし、
苦労人の雰囲気と頑固なイメージを作り出したそうです。
ワンカイさんの出演作をあげればキリがありませんが、
少し見るだけで、ワンカイさんは
歴史ドラマでもラブストーリーでも現代ドラマでも、
どんな役が与えられても、その役になりきれることが分かりますね。
「カメレオン俳優」と呼ばれているのにも納得できますね。
ワンカイの代表作は?
中国の有名ベテラン俳優の一人、
ワンカイさんの代表作をいくつか紹介していきたいと思います。
ドラマ「北平無戦事」
ワンカイさんの代表作としてまず、
ワンカイさんが役者としての頭角を表した作品とも言われている
ドラマ「北平無戦事」を取り上げます。
ドラマ「北平無戦事」は2014年に放映されたドラマで、
ワンカイさんは第28回中国テレビ金鷹賞にて
視聴者から愛された俳優賞にノミネートされました。
ドラマ「琅琊榜」
ワンカイさんの代表作として、
次にドラマ「琅琊榜」をとりあげましょう。
中国の南北朝をモデルとした架空の時代が舞台の時代劇です。
ドラマ「琅琊榜」は大ヒットし、
数々の賞を受賞しています。
ドラマ「琅琊榜」は日本語タイトルを「琅琊榜 〜麒麟の才子、風雲起こす〜」として、
日本語字幕版のDVD、Blu-Rayが販売されている他、
Amazon primeやU-NEXTでも楽しめます。
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レイルロード・タイガー
次に、2016年に中国で上映された映画「鉄道飛虎」を代表作として紹介します。
映画「鉄道飛虎」は日本でも、タイトルを
「レイルロード・タイガー」として2017年に上映されたようです。
映画「レイルロード・タイガー」の主演はジャッキー・チェンさんで、
ワンカイさんも主要な役どころを演じています。
映画「嫌疑人X的献身」
翌年2017年に中国で上映された映画「嫌疑人X的献身」も
ワンカイさんの代表作の一つです。
タイトルからなんとなくわかると思いますが、
映画「嫌疑人X的献身」は東野圭吾さんの
小説「容疑者Xの献身」を原作にして作られた映画です。
ワンカイさんは映画「嫌疑人X的献身」で主演を務めました。
映画「嫌疑人X的献身」はミステリー映画として、
中国大陸の興行成績の記録を塗り替えたそうです。
ドラマ「孤城閉〜仁宗、その愛と大義〜」
2020年に放映されたドラマ「孤城閉〜仁宗、その愛と大義〜」も、
ワンカイさんの代表作としては欠かせない作品でしょう。
日本では「衛星劇場」にて放映されていたようです。
ワンカイさんはこのどらまで第七回文荣賞にて最優秀主演俳優賞を受賞しました。
映画「映画 真・三國無双」
ワンカイさんの代表作として最後に紹介するのは、
2021年に上映された映画「真·三國無双」です。
この作品は日本でも上映されました。
まとめ
ワンカイさんが努力を惜しまず役作りをしてきたことが、今、実力派俳優、「カメレオン俳優」と呼ばれるほどの演技力の高さにつながっているのでしょう。