中国で「山河令」で急に人気になったチャンジャーハンさんですが、
中国のインターネット上で引退の危機に迫られています。
その理由は813事件。
どんな事件でしょうか?
「親日」「靖国神社での結婚式」が関係あるようです。
さっそく見ていきましょう。
チャンジャーハンの813事件とは靖国神社参拝?
チャンジャーハンの813事件とは靖国神社参拝?
中国の人気俳優のチャンジャーハンさんは、
2021年8月に日本の乃木神社で開かれた友達の結婚式に参加しました。
この神社の主祭は日清戦争に参加した
日本帝国陸軍大将の乃木希典だと言われています。
この神社で開かれた結婚式に参加し、
チャンジャーハンさんが写真をインターネット上にあげたことで
中国のインターネット上で大きな話題となりました。
そしてその後、
第二次世界大戦のA級戦犯が祀られている靖国神社の前で
ピースサインをした写真をSNSにアップしていたことも発覚して、
さらに大炎上してしまいました。
この事実に多くの中国人がショックを受け、
チャンジャーハンさんを非難しました。
ちなみになぜ中国や韓国が靖国神社を問題視しているのかというと、
以下のことが関係していました。
近隣諸国等が特に問題視するのは、一般戦没者と共にここにA級戦犯が一緒に祀られている(合祀)ことからです。A級戦犯というのは、第2次大戦における戦争責任を追及した「極東国際軍事裁判」、いわゆる「東京裁判」と呼ばれる裁判によって、最も戦争責任が重いとされた14人の日本人戦犯(特に有名なのが東条英機首相)を指します。このA級戦犯もこの靖国神社に祀られていることから、近隣諸国にとっても靖国神社はかつての日本軍国主義のシンボルであった共に、今もその最大の戦争責任者を祀る、近隣諸国にとっては憎しみの対象とも言うべきA級戦犯を祀った忌まわしい施設なのです。
http://www.avis.ne.jp/~nihao/rondan-yasukuni-terasawa.htm
チャンジャーハンさんは事務所を通じて、
「無知だった自分が恥ずかしい。これまでの不適切な行動に深く謝罪する」
「私は親日派ではなく中国人」
と発表しました。
つまり、813事件とは、
写真を撮っただけで靖国神社を参拝はしていないけれど、
大炎上してしまった事件です。
謝罪したが、さらに炎上・・・
しかし…
この発表が火に油を注ぎ、さらに炎上してしまいました。
中国では靖国神社や日清戦争については
中学生でも知っている一般常識だそうです。
チャンジャーハンさんの趣味が読書ということもあり、
知らなかったわけがないと多くの人たちが言っています。
人民日報や中国中央電子台などの
中国政府系メディアからの痛烈な批判が相次いで発表されています。
さらにコカコーラ社など25社を超える企業が
チャンジャーハンさんとの契約を解除されてしまいました。
中国のインターネット上では
芸能界からの引退を要求する声も非常に多くなっており、
チャンジャーハンさんの立場はかなり悪くなってしまいました。
この事件について調べれば調べるほど
中国人にとってショッキングな内容が出てくるので、
ファンの人たちは悲しんでいるようです。
中国人としてのアイデンティティを捨て、
無知だったという理由で
今までの行動をなかったことにしようとした
チャンジャーハンさんの姿勢が多くの中国人を悲しませたようです。
チャンジャーハンは本当に親日?
日本人の多い環境で育てられた
チャンジャーハンさんは幼少期に
父の仕事の関係で上海にある高級住宅街に住んでいたようです。
チャンジャーハンさんの父親の
住んでいた地区は少し変わっていたそうで、
地元の人たちも欧米系の駐在員も少なく、
日本人駐在員が多くいる環境で育ってきたそうです。
住んでいた住宅はホテルスタイルで運営されており、
フロントスタッフも日本語を流暢に話せるほど、
日本人に近い住宅だったそうです。
チャンジャーハンの母親の会社のロゴ
チャンジャーハンの母親も日本と関係を持っているようで、
母親の会社のロゴは旧日本軍の国旗とよく似ていると
インターネット上で騒がれていました。
このような日本により深い関係を持つ両親や
環境で育ったチャンジャーハンさんは、
日本に親近感を持ったようです。
多くの日本有名人と知り合い
チャンジャーハンさんは、
多くの有名な日本人と交流関係を持っているようで、
小泉純一郎元首相の息子である小泉孝太郎さんと仲がいいようです。
一緒に撮った写真もインターネット上に流れていました。
何度も日本を訪れているようで、
靖国神社や乃木神社などの桜の前で撮った写真を
たくさんインターネット上にあげていました。
チャンジャーハンさんが出席した結婚式では
デヴィ夫人も出席していたそうで、
一緒に撮った写真もあげていたようです。
デヴィ夫人はさまざまな発言をしたことで
中国の人から嫌われているようです。
このデヴィ夫人と一緒に撮った写真も
インターネットでの炎上をさらに加速させてしまったようです。
チャンジャーハンさんは子供の頃から
両親の影響を強く受けて、日本に対して友好的でした。
靖国神社の前で記念写真を撮ったのも、たくさんの日本旅行の
一観光地のような感覚で訪れたようです。
チャンジャーハンさんの友人も中国人だけでなく、
多くの日本人とも仲良くしていました。
チャンジャーハンさんは意識的に
中国に反感を持って行動を移したのではなく、
悪意はなく行動してしまったようです。
だからこそ、多くの中国人ファンはショックを受け悲しんでしまったようです。
チャンジャーハンを結婚式に招待した友人は誰?
チャンジャーハンさんを乃木神社の結婚式に招待したのは
日系中国人である佐藤洋介さんという方でした。
結婚相手の女性は、
インターネットで有名な中国人女性のようです。
この佐藤洋介さんは日本人駐在員の子孫であり、
日本人の血を4分の1持っているクウォーターだそうです。
佐藤洋介さんの家系を見てみると、
祖先は第56代および第57代首相であり、
第二次政界大戦のA級戦犯の岸信介元首相にあたると言われています。
中国では岸信介元首相はかなり評判が悪いことは事実です。
これが家系図です。
佐藤洋介さん出身の佐藤家と岸信介元首相の岸家、
安倍晋三元首相の安倍家の三家は
結婚や養子縁組で親密な関係を築きました。
佐藤洋介さんはこの家族文化の影響を強く受けたようです。
結婚式で黒い着物を着ており、「鷲の羽」の紋がついています。
この紋は小泉純一郎元首相と安倍晋三元首相の祖先の紋と言われています。
なので、佐藤洋介さんは
佐藤家・岸家・安倍家の影響を受けていることは場違いないようです。
しかし、
チャンジャーハンさんとこの佐藤洋介さんが
どのように知り合ったのかはわからないようです。
まとめ
チャンジャーハンは乃木神社での写真をあげてしまったことで、いろんな批判を浴びてしまったようです。
人気俳優になったばかりだったので、悲しんだファンも多かったようです。
またチャンジャーハンの活躍した姿が見られることを祈っています。