映画「リンボ(原題:智歯)」は
2021年のベルリン映画祭で唯一入選したアジア映画として注目されました。
この映画は同年の第34回東京映画祭にも公開されました。
俳優の池内博之さんも出演し、
キャストもストーリもとても素晴らしい映画です。
雨の中のごみ場で女性の遺体のシーン、痛みつけるシーン、
流血シーンをモノクロで表現する迫力満点の作品です。
ヒロインを演じたのは中国人女優リウ・ヤースー(劉雅瑟)さんです。
彼女の体当たりの演技は、観客を震撼させました。
そんなリウ・ヤースーさんはどんな女優なのか?
これから彼女のプロフィール、歴代彼氏、
好きなタイプ、代表作などを紹介します。
リウ・ヤースー(刘雅瑟)のプロフィール
- 中国名:リウ・ヤースー(劉雅瑟)
- 原名:劉欣)
- 英語名:Cya Liu
- 生年月日:1989年1月13日 34歳
- 星座:山羊座
- 身長:164㎝
- 体重:44㎏
- 職業:女優、歌手
- 出生地:中国湖南省
リウ・ヤースーさんは中国女優、歌手です。
数々の映画とドラマに出演してきました。
彼女は高校2年生の時に
中国の歌のオーディション番組「明星学院」で最も人気賞に選ばれ、
芸能界デビューをしました。
同年の2004年にシングル曲「到底怕不怕我不怕你怕不怕我不怕」で歌手としてデビュー。
高校卒業後大学に進学せず、北京にある民営芸能学校に入学し、演技の勉強を始めました。
2006年に初めて映画出演し、
「十三の桐(十三棵泡桐)」でヒロインの問題児の学生役何風を演じました。
この映画は2006年「第19回東京映画祭」で審査員特別賞に選ばれました。
リウ・ヤースーさんは初主演の映画が受賞作品となり、
輝かしい女優人生のスタートとなりました。
2007年に歌のオークション番組「我型我秀」に参加、
他の三人と組み合わせた「OP組合」は年度最優秀賞に選ばれました。
演技力も歌唱力も高く、芸能界で幅広く活躍しているリウ・ヤースーさん。
後ほど主な作品を紹介します。
まとめますと、
リウ・ヤースーさんは現役高校2年生の時芸能界デビューし、
同年シングル曲をリリースしました。
その後演技を勉強のため、北京にある民営芸能学校に進学、
2006年に女優デビューしました。
高い演技力と歌唱力を発揮し数々の映画、ドラマ、
バラエティー番組、CMなどで活躍し続けています。
そんな仕事で多忙な彼女には彼氏いるのか?
好きなタイプなどについて紹介していきます。
リウ・ヤースーの歴代彼氏は誰?好きなタイプは?
リウ・ヤースーさんは今2023年で34歳です。
また結婚していません。
公表した彼氏もいません。
仕事では大活躍していますが、
私生活は殆ど噂がなく、とても控えめな方です。
ただ噂になった人がいますので、紹介していきます。
EXO・レイ
以前中国の人気俳優・レイ(張芸興)さんと結婚したという噂はありましたが、
事実ではありません。
レイさんはリウ・ヤースーさんより2歳年下で、
リウ・ヤースーさんに憧れて芸能界に入ったというエピソードがあります。
彼は中学生の時、リウ・ヤースーさんが参加した
オーディション番組「明星学院」での活躍を見て、
感銘を受けました。
次の年に同じ番組に応募し、
見事に芸能界デビューしたそうです。
ビー・ヘイデン(郭碧婷)
実は一時、台湾女優ビー・ヘイデン(郭碧婷)さんとは
同性カップルといううわさもありました。
当時、本人もあるインタビューで、
对的啊,她就是我老公啊,而且是我一个人的。
そうだよ、旦那だよ。私だけのもの。
と、冗談でしょうが、認めていました。
でもビー・ヘイデンさんは現在結婚をし、
すでに二児の母でもあるので、やはりただの冗談かもしれません。
リウ・ヤースーの好きなタイプは?
うわさもスキャンダルも少ないリウ・ヤースーさんですが、
理想な男性像や家庭観について、紹介します。
リウ・ヤースーさんは高身長の男性が好みます。
あるバラエティー番組で付き合う相手の条件に付いて以下のように語りました。
付き合う相手の身長は186㎝以上と言っていました。
ハードルが高いですね、半数以上の男性は脱落ですね。
さらに理想の相手についてあるインタビューで、
「誠実さは大事、自分への嘘は許せない」と語りました。
簡単にまとめますと、理想な男性は以下のようです。
- 身長は186㎝以上
- 誠実で嘘つかない
リウ・ヤースーさんは彼氏まだいません。
相手の条件は186㎝以上の誠実な男性だそうです。
では、リウ・ヤースーさんの代表作について紹介します。
リウ・ヤースーの代表作は?
リウ・ヤースーさんはデビュー作の映画「十三棵泡桐(原題)」が
東京映画祭で受賞した以外、本人も数々の賞を獲得しています。
まずはデビュー作から紹介していきます。
映画「十三の桐(十三棵泡桐)」
2004年デビュー作「十三の桐(十三棵泡桐)」は、
第19回東京映画祭で審査員特別賞を受賞しました。
リウ・ヤースーさんはこの作品で学校の問題児を演じています。
父親がDVされ、壮絶な生い立ちの女子生徒を見事に演じています。
映画「戒煙不戒酒」
2010年コメディー映画「戒煙不戒酒(原題)」で主要な役を務めました。
タバコはやめても酒はやめないという意味のタイトルを持つコメディーです。
主人公は酒の席でのどたばたを繰り返しながらも、
仕事のピンチを新たな成功への転機に変え、
家庭の危機を夫婦の絆を確かめ合う機会にしていくという、前向きな展開な作品。
映画「リンボ」
2022年「リンボ(原題:智歯)」で、
第40回香港映画金像賞の最優秀主演女優賞を受賞しました。
この映画の中で痛みつけられながら、強く生きていくヒロインを演じ、
体を張って迫真な演技が各方面から高く評価されました。
本人もインタビューで、
「持っているものすべて出し切った、満足している」
と語っていました。
他にもたくさん受賞作品があり、
- 2014年青春映画「摇滚英雄(原題)」で第9回華語青年映像サミットの年度新人女優賞受賞
- 2020年香港映画「麦路人(原題)」で第39回香港映画金像賞の最優秀助演女優賞を獲得しました。
- 同年映画「荒野珈琲館(原題)」で第4回平遥国際映画祭最優秀女優賞を受賞しました。
このように、かなりの実力派女優ですね!
まとめますと、リウ・ヤースーさんは、
高校生から芸能界デビューしてから約17年間、
映画やドラマのなかで様々な役を演じ、役の幅がとても広い女優です。
演技を磨かれ、映画「リンボ(原題:智歯)」は、
彼女にとって集大成とも言える作品でしょう。
見事に香港映画金像賞の最優秀主演女優賞に輝きました。
彼女は2020年に香港の大手芸能事務所「英皇娯楽EEG」と契約しており、
今後より幅広く活躍するでしょう。
まとめ
以上は映画「リンボ(原題:智歯)」で、世界から注目されるようになった、
中国人女優のリウ・ヤースー(劉雅瑟)さんを紹介しました。
彼女はとても多才で、役の幅も広く、一つ一つの役に真摯に向き合っている演技派女優です。
今後アジアだけではなく、より広い舞台での活躍を期待できる役者です。